今年は年初からとにかく出張が多いのですが、中でも印象に残っているのが台湾です。すごく近いし、いつでも行けそうだと思って行っていなかったというのは、京都の人が意外と清水寺に行ったことがなかったりするのと、ちょっと似ている気がします。
子供の頃、父が頻繁に台湾に出張に行っていたり、仕事仲間の台湾人やその親戚が家に遊びに来たり、結構身近な国のひとつでした。緑茶よりも台湾茶がいつも家にあって、美味しい緑茶はいれられないけど烏龍茶の淹れかたは知ってる、そんな学生時代でした。いつでも行けると思っていたら、なんだかこの歳になってしまっていました。
台湾では元々手作りがとても盛んとは聞いていたのですが、ここ数年は本当に編み物も盛んなようで、ついに台湾で毛糸のフェスティバルが昨年から始まりました。その立役者の1人が、今回訪問した毛糸ショップ、織物学のTingさんです。
織物学はお店がすごく素敵で、数年前からインスタでフォローをしています。Tingさんがとにかくサンプルを沢山編んでいて、その着画動画も素敵です。なので、Wanderlust Linenを扱いたいと問い合わせをいただいたとき、本当は卸はしていないのですけど、このお店なら是非、ということでOKしました。台湾は暑いし、リネンの色を扱うのにもぴったりの気候です。台湾にも行ってみたいし、Tingさんのお店にも行きたいし、渡りに船のような気持ちです。
とはいえ、去年は本当に糸の在庫がなくて、今年ようやく取引が実現しました。Wanderlust Linenが店頭に並んだ時点でPop Upもやらせてもらおう！とにかく、私が行きたかったんですけどね。
そうしてようやく実現したのが今回の台湾（台北）訪問です。amirisuには台湾人のスタッフ、バイヤーのメイちゃんもいるので、「行く」と決めたのは私なんですけど、本当に行っただけ、計画や予約、アテンドは全部メイちゃんがやってくれました。ありがとう！
次回は訪問した場所などを紹介します。