25号のデザイナーインタビューも最終回となりました。日常使いにぴったりのコットンセーター、Shunraiをデザインしたamirisuのトクコにお話を聞きました。
インタビューは終わりますが、25号のKALは1月13日まで続きます。編みかけの方はあと少し頑張って完成させて、インスタに作品を投稿してくださいね!
amirisu: このデザインのインスピレーションはどこから得ましたか?
Tokuko: 日本ではコットンセーターを着られる時期がとても短いのですが、その短い時期を楽しめる1枚を作りたいと思ってデザインしました。いわゆるEveryday Sweaterが大好きなので、ジーンズに合わせやすい、首が詰まった、でもちょっとデザイン的に捻りがあるものを考えました。
amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか?
Tokuko: なんせコットンの太い糸ですので、あまり難しいテクニックを入れないように気をつけました。とはいえ、デザイン上、往復編みをせざるを得ず、メリヤスの表編みと裏編みの糸の引き具合の違いからサンプルがシマシマに見えてしまいましたが、それもいい味だと思うことにしました。
amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか?
Tokuko: やっぱり大好きな黄色でしょうか!lemon色を着て春を過ごすなんていいですよね。
amirisu: 好きな美術館や芸術作品はありますか?簡単に紹介してください。
Tokuko: 旅先ではいつも美術館に行くようにしています。一番最近だとNYのMOMAでそれはもうたくさんの現代美術を見ました。結果思ったのが、何をもってアートとするのかは本人次第!そう考えると私の作品だってアートだなと思う今日この頃です。