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デザインの過程で難しかったところや工夫したところはありますか?私にとって、ウェアのデザインはいつもチャレンジングです。このデザインでは、心に浮かんだ新しい構造を形にしてみたいと思いました。肩を水平に編み、シームレスに繋げる部分は何回も解いて編み直しましたが、その甲斐があったと思います。
もし違う色で編むなら、何色にしますか?このデザインの名前はCrayolaで、それは私の世代(90年代生まれ)の子供たちがよく使っていたクレヨンの名前なのですが、シンプルに毛糸の世界に没頭して、毛糸を隣り合わせに並べてみて新しいパレットを作り出しました。「子どものようにクレヨンで絵を描く」というこのデザインの精神を忘れなければ、どんな色の組み合わせでも素敵だと思います。
編み物を始めたきっかけは何ですか?子供のころ大好きな母から編み物の基本を教わりましたが、本格的に編み始めたのは今は5歳になった最初の子どもを妊娠した時でした。そしてすぐにデザインも始めたのです。大人になった私が編んだ作品を見て、母は驚いていました。母は数年前に亡くなりましたが、何かデザインするたびに、彼女が「なんて素晴らしいの!あなたを誇りに思うわ」と言ってくれる姿を想像します。
今年の抱負はありますか?ニットウェアデザイナーとして成長し続けたいですし、作品をもっと知ってもらいたいです。同時に、たとえ仕事にかける時間が減ってしまうとしても、家族との毎日を楽しみたいです。子どもたちは光の速さで成長していきますが(そして、私と夫は同じスピードで年老いていきます笑)、何一つ見逃したくないのです。
お気に入りの庭園や公園を教えてください。2つあり、チリにあるビーニャ・デル・マール植物園と、質素だけど大好きなうちの裏庭です。