スタッフの編み物紹介、今回は京都店のアイコさんが編んだピンクのHide and Peakです。
寒い寒い寒い〜〜〜と言っていたら、あっという間に1月が過ぎ去って2月がやってきたわけですが、2月といえばバレンタイン。町中がピンク色になる季節ですね。
いつもカラフルなイメージのアイコさんですが、青や緑ばかり使っているとの指摘を受けたそうで、昨年秋ごろからピンクを取り入れています。お似合いです！
使った毛糸は、CaMaRoseから新しく入荷したØKOLOGISK HVERDAGSULD。
なんだか読めない毛糸名ですが、オーガニックエブリデイウールという意味で、名前の通り100%オーガニックメリノウールを使った優しい糸です。
触った感じはカサッとしていて絡むので、編み込み模様を編むのにピッタリ。水通しをすると、ふんわり柔らかくなりますよ。
（そして、、値段が比較的お手頃なのもうれしい！）
MCの他にCCを3色使いながらトップダウンで編みます。連なった山脈のような模様がクール。
2色ずつの組み合わせで模様を作っていきますが、色の順番によって印象が大きく変わるので、どこにどの色を使うのかスワッチを編んで検討するのがおすすめです。
難しいポイントは、編み込みの裏側の糸の渡し方。
下の方になるにつれ一つ一つの山が大きくなり、裏側でかなり長い距離毛糸を渡さなければなりません。アイコさんは渡り糸を4目ずつくるみながら、編み地がつっぱらないように気をつけたそうです。
（袖はこんな感じ。エッジに黒色をあしらったのはアイコさんのアレンジ）
このパターンのデザイナーはMaxim Cyrさん。男性です。
女性が着てももちろん素敵なのですが、メンズデザイナーが考えただけあって男性によく似合うパターンだと思います。
バレンタインには間に合わなさそうですが、男性へのプレゼントにもおすすめです。
パターンの途中、難しいパートが終わったところで「温かいお酒でも飲んでくださいね」と突然カクテルのレシピが登場するのも面白いですよ。
詳細
糸： CaMaRose ØKOLOGISK HVERDAGSULD
カラー：
MC=16 MØRK HINDBÆR (パターン上は6カセですが、4カセで足りました。袖は平均的な男性のサイズを想定して書かれているため、女性だとそれほど毛糸がいらないようです）
CC=25 MARINEBLÅ, 11 LYS ROSA, 35 LYS OKKER
サイズ：2
使用針：US3 (3.25mm), US5 (3.75mm)
Hide and Peakは日本語パターンもあります。着分の毛糸をお買い求めの場合、一緒にパターンもご購入いただけますので、お問い合わせください。