7月 01, 2021
Umibata by Tokuko Ochiai
今日はamirisuのトクコへのインタビューです。海と聞いて、皆さんが思い浮かべるのはどんな海でしょうか?繊細なストライプ模様のベストUmibataは、子供の頃のトクコが眺めていた海の景色を想像しながら編んでほしい一着です。
amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか?
Tokuko: Heritageということで生まれ故郷の長崎で何かないかと考え、お題を海としましたが、この模様と形に辿り着くまでにスワッチをたくさん編み、かなり逡巡しました。裏編みで編むぼんやりとした線と、ストライプの幅が狭まっていく模様で、リアス式海岸の海を表しています。
amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか?
Tokuko: 今、amirisuには在庫がなくて申し訳ないのですが、黒とグレーのようなシックな色合いで編みたいと思います。
amirisu: あなたの住む町や生まれ育った町の好きな場所はどこですか?簡単に紹介してください。
Tokuko: 実は長崎には高校生までしかいませんでしたので、自分の中にそこまでの蓄積はないのですが、外海エリアは景色もよく、キリシタンの歴史なども見ることができて、いいドライブコースだと思います。
amirisu: あなたの国や地域に伝わる手工芸や技術について、好きなものを一つ選んで教えてください。
Tokuko: 長崎は波佐見町の焼き物が有名です。隣の佐賀県には有田焼がありますし、今でも器選びは大好きです。私はなんと大学生で家を出る時に実家から持ってきた有田焼のお皿3種類ほどまだ使っています。磁器ですので持ちがよく、飽きがこないデザインなんだと思います。
トクコさん、ありがとうございました!