Choose your local currency to view our site in English
2023年出版の雑誌amirisu 27号に掲載。
ふわりとリボンをかけた大切の人へのプレゼントのような、手の込んだプルオーバーHeather's Path。リボンがまるで音階のようにも見えます。デザイナーのAlmaさんにお話を伺っていきましょう!おすすめの曲も教えてくれました。
amirisu: このデザインのインスピレーションはどこから得ましたか?Alma: 私はリボンが大好きで定期的に買ってしまうのですが、実は何に使ったら良いのかはよく分からない。そこで、時代を超えるファッションの装飾品であるリボンを現代風に再解釈することからアイデアを得ました。
amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか?Alma: いつもそうですが、デザインの過程にはアップダウンがあり数えきれないほどの難題に直面します。私が思い描いていたフェードを作り出す方法はすぐに浮かんだのですが、リボンのようなケーブル模様のためには、集中してたくさんスワッチを編む必要がありました。
amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか?Alma: グレーイエローのグラデーションで自分用に編む予定です!薄いグレーから明るい黄色に移り変わっていく編み地にしたいです。
amirisu: 編み物を始めたきっかけはなんですか?Alma: 幼い頃に祖母から編み方を習いました。その後数年の中断を経てまた編み物に戻ってきたときに編み物コミュニティを発見し、それ以降は編み針を手放せなくなりました。
amirisu: 編み物をしながら聴く音楽、編み物が捗る音楽はありますか?もしくは、好きな音楽を教えてください。Alma: もちろんです!編み物しながら音楽を聴くのが大好きですよ。たとえば、エリック・サティの「ジムノペディ」。この曲は今回のデザインに特別に響くように感じます。
Almaさん、ありがとうございました。