Photo courtesy of Hannah Fetig.
このデザインはWhisperカーディガンの人気を受けて作りました。皆がWhisperの何を気に入ったのだろうと考えて、それをベースにFeatherweight（羽のように軽い)が生まれたのです。当時、このような薄手のセーターやカーディガンのパターンはほとんどありませんでした。Tシャツやジャージのようなウェアが好きなので、同じような感覚で着られる手編みニットを作りたいと思ったのです。オリジナルのFeatherweightカーディガンは単糸のレース毛糸をゆるいゲージで編んだものでした。それが思い描いた生地に近かったのです。トップダウンのデザインも流行り始めていたので、トップダウンで薄手のカーディガンを作ってみることにしました。仕上がりは、期待通りだったと思います。その後、Quince & Co.の糸で編み直したものをKnitbot Essentialsという本に掲載しました。同じパターンをフィンガリング糸で編み直したこちらは、 かなり違う雰囲気に仕上がっていると思います。
Featherweightがここまで人気になるとは想像していませんでした！ 感謝はしていますが、でも成功したのは私のせいではないと思っています。編み手の皆さんにとって、そしてその技術レベルに丁度良かったのだと思います。初めて編むウェアに最適なので、多くの方がこのパターンによって自信を付けてくれたのが嬉しいです。結婚式などの特別な日のために編んでくださった方もいて、とても光栄に思っています。
Featherweightの成功によって、この業界で生計を立てることができるようになったので、私にとって特に思い入れのあるデザインです。おまけ情報：このMalabrigo Laceで編まれたバージョンのモデルは友人が務めてくれたのですが、丁度長男を妊娠したばかりで、写真を撮れないほど気分が悪かったのを覚えています。編み物業界でのキャリアと息子、両方がその年に生まれました。