京都店のスタッフ5人でContradictionを編んだら、ハッピーなしましま軍団になりました！優しい色合いではなく、派手になってしまうところがamirisuっぽいです。
アイコさんの赤と緑の組み合わせがクリスマス風だったことから、会社のクリスマスパーティーでおそろいで着ることを目標に編み始め、全員無事に間に合いました！編み物は競争でも仕事でもないので急がなくていいのですが、仲間がいると頑張れちゃうものですね。
さて、このContradictionは、昨年出た書籍「Sublation」に掲載されているAlice Caetanoさんのデザイン。
前から見ると２色のボーダーが互い違いになっていて、裾丈も右と左でずれているんです。なかなか他では見ない唯一無二のセーター！
ちなみに、後ろから見るとこんな感じの普通のボーダーです。
DARUMAのWool Mohairで編むので、とても軽くて暖か。
使った色は、右から
アイコさん Scarlet(12)、Ice Green(14)
あやこさん Taupe Gray(5)、Sky Blue(8)
しのさん Cherry(4)、Mint(3)
アッコさん Navy(10)、Taupe Gray(5)
ハスダ Lemon(13)、Taupe Gray(5)、Kinari(1)
アイコさんは、裾の方にキラキラした毛足の長い毛糸を加えてパーティー感増し増しに。
ハスダは白も加えて3色にしてみました。どんどん色を足してもかわいいデザインです！
大人気のTaupe Grayは、あんこのような素敵なチャコール。このチャコールのほか、ネイビーやブルーなど暗めの色の方が編み地がきれいに見える印象でした。
途中で引き返し編みをしながら、トップダウンで往復編みします。6~8段ごとに色替えがくるので「あともう一色編んじゃおう！」とスムーズに編めました。前身頃の真ん中をとじる時は、ずれてしまうのではとドキドキしましたが、ちょっとくらい失敗しても大丈夫。意外と他人は見ていません。
こんなふうに5人並ぶとインパクト大で面白くなってしまいますが、一人だとさりげなくおしゃれに着られますよ。
（ちょうど5人ですし、ニット界のスーパー戦隊になれそう…？）
さて、気になるポイントがいくつかあったので記しておきます。これから編む方がいらしたら参考にしてくださいね。
・（日本語冊子p20）左段 ネックシェイプのセットアップ
段1: 最後までK, 編み地を返す, 指で掛ける作り目でCO
→編み地を返さずに指で掛ける作り目でCO、もしくは、編み地を返してKnitted Cast On/ Cable Cast On にするとやりやすいです。
・（日本語冊子p20) 右段上部
サイズ - (S, M, -, XL) (2XL, 3XL, 4XL, 5XL)のみ:
ネックシェイプセクションの* から**をあと1回繰り返す.
増目段4 (RS): K- (0, 0, -, 5) (3, 5, 3, 6), [M1, K- (0, 0, -, 6)(6, 6, 6, 6)] を最後の - (0, 0, -, 4) (3, 5, 4, 5) 目まで繰り返す, M1, 最後までK. - (0, 0, -, 27) (29, 30, 32, 33) 目増目され, - (0, 0, -, 192) (203, 214, 225, 236) 目.
→分かりづらいのですが、
サイズXS・Lの人は、この部分を編まなくてOK
サイズS・Mの人は、増し目をせずに全てKで編む