Color Affection (カラー・アフェクション・ショール）は元々Plucky Knitterというメーカーとのコラボレーションで生まれました。美しいカシミヤ糸を3カセ渡されてどうしたら良いか分からず、しばらく寝かせてみることにしました。そんなある日、アイデアが降ってきました。実は、夢で見たのです！そんなことは、後にも先にもこの時だけです。すべてが夢で見た通りにはいかなかったかもしれませんが、基本のアイデアは実現できていると思います。
アイデアが湧いてからは、すべてが順調に行きました。調子に乗って、レース糸とフィンガリング糸の2バージョン作ってしまったくらいです。どちらのショールも飛ぶように、みるみる出来上がって行きました。
ショールの出来に満足はしていましたけれど、Ravelryでの人気ぶりは今でも信じられないくらいです。本当に驚きました。この3色ショールが世界中の皆さんにこんなに気に入ってもらえるなんて、思いもよりませんでした。様々な色の組み合わせで編まれたショールを見るたびに、心が踊る気持ちになります。皆さんが2枚目、3枚目と編んでくださっているのを知り、このデザインが本当に愛されているのだなと感じました。
最近、同じアイデアを元にしてColor Loveと言う別バージョンのデザインを作りました。編んでいるあいだ、古い友人と対話しているような気がしました。
Photo courtesy of Veera Värimäki.