2023年出版の雑誌amirisu 27号に掲載。
今日のインタビューは、ベルスリーブの上品なセーター、DollyをデザインしてくれたKeikoさんです。Dollyは、毛糸の質の良さとシルエットの美しさがダイレクトに伝わってくる一着。大好きな曲から連想を広げていって生み出されたそうです。
amirisu: このデザインのインスピレーションは何ですか？
Keiko: 今号のテーマが音楽だと聞いて、まず好きな曲を思い浮かべました。Dolly PartonのI will always love youです。日本ではホイットニーヒューストンの曲だと思われているかもしれませんが（実際私もそう思っていました）、オリジナルは70年代にリリースされています。カバーの方はあまり好きではなかったのですが、Dolly Partonが歌っているのを聞いた時、感動して涙がこぼれそうになったことを覚えています。それ以来この曲が好きで、思い出しては聞いています。この曲がリリースされた当時流行っていたファッションの一つがフレアパンツで、その要素をセーターに取り入れられないかと考えて袖の形をベルスリーブにする事を思いつきました。
amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか？
Keiko: 袖の広がりをどのぐらいにするのが、セーターはもちろん着る人も美しく見えるのか考えました。
amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか？
Keiko: ナチュラルな色もいいのですが、マスタードイエローで編んでみたいです。
amirisu: 編み物をしながら聴く音楽、編み物が捗る音楽はありますか？もしくは、好きな音楽を教えてください。
Keiko: 編み物をしながら音楽を聴くことはそれほど多くはなくて、最近は車の運転中に子供達とKidz Bopの曲をよく聞いています。
Keikoさん、ありがとうございました！
