4月 11, 2017
草木染めWSのご報告
3月25日京都店にA Verb For Keeping Warm(AVFKW)のKristine Vejarさんが来て下さり、草木染めのWSを行いました。生徒さんはもちろん、私達スタッフもこの日をとても楽しみにしていました。
前半は昨年出版されたThe Modern Natural Dyer(現代の草木染め)という本の中から基本的な草木染めの手法を順を追って伝授して下さいました。Kristineさんはとてもチャーミングな方で、多くの質問にも丁寧に答えて頂き、終始和やかな雰囲気でWSが進んでいきます。
その後、実際の染めの作業に入りました。
茜、マリゴールド、ロッグウッドなど米国からご持参の粉末状の染料や、花びら等の自然染料と糸を鍋に入れて煮ていきます。時間差で糸を投入していくことで同じ鍋の中から微妙なグラデーションのついた糸が生まれてきます。出来上がった糸はどれも優しい色合いで、本当に素敵です。
この12色の糸で是非何か編んで下さいね、とKristineさんに言われてカウルにしようか帽子にようか...と皆さんと話していましたが、淡い単色の糸にここで染めたカラフルな糸をストライプに入れてセーターを編んでも可愛いかな、と思っています。
Kristineさんは、ここ10年程米国で学んできた草木染めについて1冊の本にまとめることができたので、これからは外国での染色を勉強していきたいとおっしゃっていました。この日も、京都に来る前に旅していたインドネシアでの染めや、日本の藍染についても興味深いお話を聞くことができました。
そんな彼女がamirisuの秋のリトリートにまた来て下さいます!次はどんなWSになるのか楽しみです。今回見逃してしまった方も、是非そちらにご参加下さいね。