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こんにちは、トクコです。ここ数年amirisuでは、布や海外のパターンをご紹介し、編み物だけではなくお裁縫もお勧めしてきました。洋服を縫うのは初心者だった私も、少しずつ経験値があがってきて、春夏はお裁縫を楽しんでいます。
お裁縫で一番嫌いな工程は?と問われると、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。私は断然「型紙を写すこと」です。日本の本は型紙一覧が添付されているわけですが、たくさんのサイズと型が同じ型紙に混在しており、自分が必要とする型を探し当ててその線を薄い紙に写し、さらにそれを切り、やっと布を切る工程に進みます。私は今まで型紙を写し間違えること3回!そしてそのまま布も裁ち、大失敗したことがあります。私の適当な性格がこの作業に向いていないことはわかっていますが、自分が写すべき正しい線を探すだけで、もうぐったりしてしまいます。
その点、海外のパターンはとっても簡単。型紙を切りさえすればもう出来上がり。あの写す作業がないだけで、ウキウキしてしまいます。でも、問題は工程説明が英語だというところ。編み物の英語は得意ですが、お裁縫初心者の私にはそもそも日本語の専門用語さえ難しいのに、英語となるとさらに仕上げの適当さに拍車が掛かっておりました。
夏はお裁縫だよね!と、毎年毎年お勧めしてきたわけですが、初心者の私としては、色々と不満点があったのも実際のところ。そうなると、やはり自分たちのブランドを立ち上げないと実現できないということで、knotを始めることにしました。
knotはまず、ワンピース・トップス・パンツの3点をPDFダウンロードでの販売から開始します。ご自分でA4サイズの紙に印刷し、それを貼って1枚の型紙にするという方法です。面倒は面倒なのですが、一番の利点は、何度でも印刷できる点。写す型紙と何が違うの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、正しい線を目を凝らして探す必要はありません。写し間違えてしまう私のような方にはとってもお勧めです。
次のブログから、それぞれに型紙について詳しくお話しします。