スローなビジネスのはじめかた 1 ー 自分の肩書きを作ろう

6月 15, 2019

スローなビジネスのはじめかた 1 ー 自分の肩書きを作ろう

こんにちは、トクコさんの連載が終わってしまってちょっとがっかりしているメリです。連載が終わったら次は何か書こうと思っていたら、意外と早くにそのときが来てしまいました。

考えたタイトルは、「スローなビジネスのはじめかた」。トクコさんの連載がamirisuをスタートさせたところでほぼ終わっていますし、今わたしたちの居場所となっているこの会社について、今の目線から語ってみたらどうかと思ったのです。世の中にはスロービジネスという、こだわった商品を作ったり売ったりして、成長もさせず利益もあまり出さずに会社を運営するという、ユートピアのような言葉があるようなのですが、ここでいうスローなビジネスは重なる部分もあるけどちょっと違います。スローファッションやスローなライフスタイルを叶えるために、わたしたちが始めたビジネスとでも言いましょうか。

会社を始めてもやっていけるんだろうか、とドキドキしながら飛び込んだ生活を、もう5年も続けることができました。振り返りの意味でも、創業期のわたしたちにも触れながら、普段考えていることについてお話ししたいと思います。

 

前置きが長くなりましたが、今回のテーマは「 自分の肩書きを作ろう」。

 

どんなつまらない一歩でもいいんです。何かはじめてみる。

40歳手前で起業してよかったなと思うことは、とにかく人脈の豊富さです。会社員を頑張って14年続けたおかげで、もちろん仕事の面でも勉強になりましたが、本当に多くの人とめぐり合うことができました。今では、困りごとに応じて相談できる相手が沢山いて、それがamirisuをここまで続けてこられた要因の1つともなっています。

人脈は黙っていてもできるものではありません。まずは色々なところに出かけて行くこと。いざという時にものをいうのは、自分と違う知識や経験を持っている人です。同じ業界の集まりに行っても広がりはありません。異業種交流会というものがよく開催されていますが、思い切って参加するといいことが沢山あると思います。

でも「XX株式会社の田中です」と言って、金融機関でマーケティングの仕事をしています、としか言えなかった頃、そんな集まりに参加するのが苦痛でした。仕事の話は機密事項も多いし、正直話すことがありません。それがamirisuを始めた途端に、とっても楽になりました。なんせ編み物雑誌なんてみんな見たこともありません。「なんですかそれ?」から始まるので、話すことが沢山あります。

面白いことをやっている、ということで、友人から声をかけられることが増えました。面白い人が沢山来るからメリさんもどう?と言って、イベントに呼んでもらえるようになりました。今では2歳児がいてそうそう出かけられませんが、それでも異業種交流会的な集まりに誘われたらほぼ断りません。とにかく参加する。そうして芋づる式に紹介してもらったり、お友達になった人たちが、今の支えになっています。

もちろん、同僚や元々の友人、家族は頼りになる支えです。でも会社の相談をすることはあまりできません。ビジネスの側面でアドバイスをもらえたり、最新の情報を共有してくれたりする友人知人というものが、多ければ多いほどいい。それが、amirisuを7年以上続けてきたわたしたちの実感です。

 

それにはまず、何か始めてみることが必要です。自分の肩書きを作ろう。会社勤めしている人は、2枚目の名刺を作ろう。どんなことだっていいんです。そして、ウェブサイトを作ってみてください。そこから何か始まるかもしれません。