クラウドファンディングへのご協力のお礼

この度は、わずか1日足らずでクラウドファンディングの目標金額に到達することができ、心からお礼を申し上げます。リターンが明確だったショールの本の再販だけでなく、7000円の寄付を頂いたお客様も大勢いらっしゃいまして、スタッフ一同、ありがたい気持ちで一杯です。東京店を今まで以上に良いお店にしなければならないと、心を新たにいたしました。
(ショールの本については文末に詳しく)
本来、クラウドファンディング前に事情を説明するべきでしたが、事後になり恐縮ですが、背景を少しお知らせしようと思います。
これまで、amirisuは京都店を1回、東京店を2回、奈良と京都の事務所を1回ずつ、引っ越ししてきました。引越し代だけではなく、事務所・店舗物件ですので、かなり多額の敷金礼金が必要になりますし、工事にもお金がかかります。これまで10年間、それを借入と売り上げだけでなんとか回してきました。(正直、もう引越しは懲り懲りな気持ちです。)
4年前に東京店をオープンさせるにあたり、ロケーションや物件も大変気に入り、かなり気合を入れて改装を行い、自分たちの思い描いていたお店ができたと思っていました。が、2年経たないうちに、建物の取り壊しを言い渡されました。その時に発覚したのが、契約書が最初から、移転費用が一切出ないものになっていたことです。私たちが物件を借りると分かっていた段階で、もしかしたら建物の売却・取り壊しが決まっていたのではないかと疑わざるを得ない状況でした。
(私たちより後で2つテナントが入れ替わり、その方達も同じ目に遭っているかと思うと、悲しい気持ちです。)
当初は取り壊しギリギリまで粘るつもりだったのですが、持ち主から取り壊し時期について一向に確約が得られず、いつまでいれるのか分からない状況でした。今回、少し早めですが、移転を決めました。
物件を探し始めてまた驚いたことは、4年前に比べ、青山エリアの家賃の相場が倍近くに跳ね上がっていたことです。とはいえ、なんとか予算内で気に入った物件を見つけることができました。そこは既に内装が良く、最小限の工事で入居できる見込みです。
このような事情があり、今回はクラウドファンディングという方法で皆さんのご支援をお願いするに至りました。現在使っている什器をそのまま持っていくため、新店舗にはそぐわない面もあるのではないかと思っています。移転後、お金が貯まり次第、少しずつ什器を作り直していこうと思っています。そのため、このまま期限一杯まで、クラウドファンディングは続けさせて頂き、什器の作り直しに充てたいと思っています。
正直、再度移転するか、東京店を閉店するか、2人で散々悩みました。皆様の温かいご支援を受け、閉店を決めなくて良かったなと安堵しているところです。
今後ともスタッフ一同、良いお店づくりに邁進して参りますので、ご支援・ご愛顧をお願いいたします。
タナカメリ
ショールの本の再販について
再販にあたり、金額を確定するためにも、500部既に印刷が終わっており、数は増やすことができません。ですが、欲しかったので再度印刷して欲しいという声も複数いただいております。
現在のところは、こちらの商品ページから再入荷希望に登録していただけますと幸いです。その数をカウントして、再販希望が250件を超えましたら、再度500部印刷しようと考えております(そうでないと、同じ値段で販売ができないため。)
どうぞ、ご理解を賜りますよう、お願いいたします。