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フリルがたくさんついているのに爽やかで、甘すぎないそのバランスが絶妙なショール、LuluをデザインしてくれたRomiさんにお話を伺っています。クロアチアの伝統的なタトゥーについて紹介してくれており、興味深いです。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか?Romi: 祖母がかぎ針で編んだディッキーがデザインのベースになっています。ニッターとして、彼女の美しいかぎ針編みと同じ感覚を呼び起こすレース模様を考えるのは、チャレンジングな試みでした。彼女の作品は、小さな鉄製のかぎ針と細いコットンで作られたものです。それを、より厚みのあるウールで編めるようにしたかったんです。
amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか?Romi: 鳩の羽のような紫がかったグレーか、くすんだピンクで編みたいです。
amirisu: 編み物を始めたきっかけは何でしたか?Romi: 手芸が得意で、素晴らしいかぎ針編みの編み手である母と祖母に育てられたので、4歳の時からかぎ針編みや刺繍、縫い物を教わっていました。しかし私は棒針編みの編み地に夢中で、母に教えてくれるよう何度も懇願しました。そして、私が9歳の時に母がやっと許してくれたんです。
amirisu: あなたの住む町や生まれ育った町の好きな場所はどこですか?簡単に紹介してください。Romi: 私が育ったサンフランシスコのベイエリア(カリフォルニア州北部)にある、Muirの森です。何時間もかけてそこでハイキングしたものでした。駐車場近くの低地はいつも混雑していましたが、山の上の方に登ると、人が少なくなります。そこは魔法のような魅力的な場所でした。お気に入りの小川があり、座って、ザリガニを観察して過ごしました。
amirsiu: あなたの国や地域に伝わる手工芸や技術について、好きなものを一つ選んで教えてください。Romi: 私はアメリカ生まれですが、父方の家系はクロアチアです。なので、女性の手や手首に入れるクロアチアの伝統的なタトゥーに興味があります。オスマン帝国時代、クロアチアの少女たちはしばしば村から連行されていました。タトゥーの伝統はその時代より前に遡るものですが、連れて行かれた先で、タトゥーは彼女たちの宗教や故郷を思い起こすきっかけになったのです。私はタトゥーの模様や意味合いが大好きです。共同体や自然、家族が共通のテーマになっています。少女たちは儀式で年長の女性たちからタトゥーを施されます。本当に美しい手仕事だと思います。少しでも多くのことを知りたいと思っています!
Romiさん、ありがとうございました!