Nomadnoos Wabi Sabi Book

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NOMADNOOS

Nomadnoosより出版された2冊目の書籍『Wabi Sabi Book』。
日本の美意識の一つである侘び寂びをテーマに、美しい写真とともに、Nomadnoosの糸を使ってデザインされたニットパターンと読み物が収載されています。

デザイナーは、Eri Shimizu、Ayano Tanaka、Naoko Ogawa、そしてamirisuのMeriが参加しています。
パターンは全部で7点。
(ショール2点、カーディガン1点、プルオーバー 2点、カウル 1点、ミトン 1点)
Nomadnoosの糸ならではの編み地の美しさや奥深さを楽しめるシンプルなパターンが多く、日常的に使えそうなものばかりです。

Nomadnoosは、環境や人権に配慮した糸作りをしているスタートアップのメーカー。ネパールやモンゴルの人たちの自立支援を行っています。こちらの『Wabi Sabi Book』は、今日の繊維業界に一石を投じて少しの変化をもたらしたいと考えて作られました。

それぞれのパターンには、「不均整」や「簡素」など、「侘び寂び」から派生された言葉がテーマとなり、それぞれのストーリーが載っています。また、日本の茶道と金継ぎについてのエッセイや、持続可能な繊維作りに取り組んでいるノルウェーのジャーナリストであるTone Tobiassonについてのエッセイも収載されて、コンセプトが明確で読み応えのある一冊になっています。

ハードカバー
装丁にもこだわりがあり、表紙が上下に分断され、不完全なものの美しさを表しているとのこと。糸綴製本で、本を開いたままの状態で置けるので、編みものをしながら読むことができます。

全編英語です。