どんなデザインにしようかなーと考えていた時に目にしたのが、Zendayaというアメリカ人の女優さんがDramaという映画のプロモーション(日本では初夏公開)で着ていたTシャツ。To be loved is to be knownというロゴなのですが、神学者の哲学的な言葉をTシャツにしたもので、このプロモーションのために、Zendayaの友人のスタイリストさんが作ってくれたらしい。映画を見ていないので分からないのですが、映画に出てくる言葉なのかな? デザインも素敵なので、こんな感じのものが作りたい!というところからスタートしました。今回、1つのデザインの文字をボルドーにしたのは、ここから来ています。
さて、どんなロゴにするか。文学x編み物のクロスオーバーを狙うことにしました。
In Search Of The Lost Stitchは、プルーストの小説『失われた時を求めて』の英語タイトルIn Search Of The Lost Timeから取りました。このタイトルの語感が好きなので、いいなとずっと思っていたんですよね。「落とした目を探し中」的な標語になりました。失敗を恐れずに挑戦するという意味も込めて、選びました。原文のフランス語にしようかなと一瞬思ったけど、フランス語にしたら誰もわからないかなと思い、やめました。
もう一つはPoetry In Every Row。これは本のタイトルではないけれど、編んでいる1段1段が詩になる、という感じです。プロセスを楽しみつつ、段ごとに思いがこもっている、その時の自分が記録されている、1段1段が文学、そんなイメージかなと思っています。
一番下には小さく、knitting is breathing (編むことは息をすること、生きること)、と入れました。これは本当は、一番下に入れるamirisuが小さすぎてバランスが悪かったので、なんかもう少し長くしたい、というところからスタートして考えたのですが。amirisuに標語みたいなものをくっつけたかったので、そんなイメージで考えました。いい言葉が見つかった気がしています。