Trekを使うなら?
デザイン担当のトクコです。Trekを作っていく段階で色々な原料、撚りの試作を試しましたが、今のものを編んだ時、「遂にきた!」と思いました。そのぐらい、この編み心地、肌触り、さっぱり感は出すのが難しかったんだと思います。
「さっぱり感」、この感覚をウールで皆さんは味わったことがあるでしょうか。
撚りをキツくキツくすると糸自体が丸くなっていくのですが、その丸さが肌に触る面積を少なくし、結果さっぱり感に繋がるのではと思います。
ウールでさっぱり!とは何だか変な感じなんですが、それはみなさんがぜひ体感してみてくださいね。
そして撚りのキツさは編み心地、編地、そしてデザインにも色々と波及します。
糸がバネのように伸びますので、編むのはとっても気持ちいい。気持ちいい編み心地とは?と思っているみなさん。ぜひ、一度お試しを!編み心地って大事ですよ。
が、気持ちよく編むと、おそらく大半の人がゲージよりも本番がキツくなりますので、どうぞその点ご注意下さい。小さくて着られない1枚になってしまいます。
次に編地。Paradeもそうですが、Trekも目が揃います。やったね!メリヤス砂漠も恐るることなかれ。どうぞ張り切ってTrekを採用してください。
また糸がしっかりしていますので、初心者の方も編みやすいはず。ドレープは逆に出にくいです。そして靴下にはとってもオススメ!
最後にデザイン。撚りがキツイということは、模様がはっきりでます。もりもりの縄編み模様も楽しめますし、表と裏だけの模様もきれいに出るはずです。
初回、色々とキットをご用意しましたが、またこれいいなというものを随時ご紹介していきたいと思っています。
amirisu自慢の糸、Trekをどうぞ一度、お試し下さいね。