Heroine Jeansをつくる (その1)

学生時代はお金がなかったので、好きな服を着るためにソーイングを始め、裏地付きのジャケットまで作ったことがあります。この冬も息子のコートを作ったし、おおかたやったかなと思っています。
ただし、ジーンズだけは買うしかないと思っていました。
これがなんと作れた!自分史上かなり画期的な出来事です。
同じように最近ソーイングをまた始めて、いつかジーンズにトライしてみたい方のために、記録を残しておくことにしました。
まずHeroineパターンを
Merchant & Millsで女性用ジーンズのパターンを発見したのは昨年。早速イギリスからハードウェアキットとともに購入しました。ネットで検索すると、ジーンズを自作しようとする人たちの間では、安いジーンズを買ってバラして型紙を作るというのが一般的のようなのですが、初めてだったらHeroineパターンを強力おすすめします。Merchant & Millsのウェブサイトでは、なんと男性用ジーンズもPDF販売されています。
女性用のHeroineは股上が深く女性的なデザインの、今風のジーンズです。インスタで色々と写真を検索しましたが、誰が着ていてもかっこよく見える。太さも絶妙です。
それに、作りかたの説明がとても分かりやすかったです。指示に従って丁寧にやったら、自然とジーンズが出来上がった感じ。家庭用ミシンで作れるように、若干アレンジされていて、生地の厚みがコントロールされています。もちろん慣れたら、本格的なやり方で全然作れると思います。
先日ビデオで頻出の英語のソーイング用語を説明したのですが、新しい言葉がいくつかありました。Tackという言葉がよく出てきて、どうもこれも「しつけ」の意味らしいですね。それとBartackは細いジグザグミシンで棒のように縫って補強すること。French Seamというのは、いわゆる袋縫いのような方法ですが、最初に表側に縫代を出すようです。
続きは(その2)で。