BUAISOU x DARUMA
藍染の手縫い糸が入荷しました。
amirisu 13号で紹介した徳島の藍染集団、BUAISOUさんが達磨糸を天然藍で染めたというもの。取材をすることが決まったとき、実はこっそり1つ買ってみて何に使おうかワクワクしていたのでした。刺し子や繕い物などにも良いとは思ったのですが、ちょっと特別な感じにしたいと思って、思い切って持っていた白シャツに刺繍してみることにしました。
図案などはありません。気の赴くまま。ただなみ縫いで刺してみたり、植物柄にしてみたり。糸端は垂らしたまま、っていうのもいいかなと思って、そんな実験もしています。
並縫いして、ちょっと絞ってシワを寄せてみたり。1本取りと2本取りを混ぜています。
とりあえずひと段落だけど、もっともっと刺しまくってクレイジーにするかもしれません。
そんなことをBUAISOUさんにお話ししたら、この藍染の糸のセット、WALNUTでもお取り扱いさせていただけることになりました。深い藍とはっとする爽やかな青の2色。それに、吸い込まれそうな美しい藍染の端切れが付いています。何に使おう。
とっても手間がかかった素敵な商品です。
白いシャツに刺繍してみたことからも分かる通り、色移りはほとんど(まったく、と言いたいけれど、何事にも100%というものはないので)しません。藍を繊維に定着するのって、アルカリが必要だからです。表面についた青色は洗ったら落ちます。
刺繍なんて手の込んだことをしなくても、白シャツのボタンをこの糸で縫い付けてみても爽やかだし、白いリネンの生地を四角に切って、手縫いで周りを縫うようなハンカチにしても。白い清々しいリネンの生地なら、WALNUTでお取り扱いがありますし。
というわけで、おすすめです。今回たくさん買いましたが、記事を読んでいただいたら分かる通り、気候と季節とBUAISOUさんの忙しさに左右される商品です。次回の入荷は未定です。手芸好きの皆さんがどんな使い方をされるのか、とても楽しみ。
amirisu メリ