amirisu本誌アーカイブより:
Designer in Focus - Veera Välimäki

9月 03, 2018

amirisu本誌アーカイブより:  <br> Designer in Focus - Veera Välimäki

雑誌amirisuも創刊からはや丸6年が経ちました。気がつけば、次号で17号目。途中からファンになってくださった方も多く、印刷版もない初期の号や絶版の号はちょっと幻感漂っています。そこで、バックナンバーからランダムに記事をご紹介するコーナーを始めました。

 

Designer in Focus - Veera Välimäki

(情報は出版当時のものです。2012.8)

注目のデザイナー第一号は、フィンランドの人気ニットデザイナー、ヴェラ。amirisu は彼女がどうやって素敵なデザインを次々に生み出すのか、とても興味津々だったのです。手編みデザイナーといっても「お店で売っている」「どこかで見たことがある」デザインが多い中で、彼女のニットはニットならでは。買えないから編むしかない、スペシャルなものばかり。その秘密を探ろうとお話を伺いました。皆さんにもワクワクが伝わるかな。

 

amirisu: まずは、大事な質問(笑)。編み物を始めたきっかけは?どのように習いましたか?

ヴェラ : 8歳のとき、母親に習いました。新しい町の新しい学校に転校してみたら、クラスメートがみんな編み方を習った後だったので。授業ではベストを編むことになっていて、私は色を変えるところが難しそうで心配でしょうがなかったのです。だから青と赤の 2 色だけにしましました。結局完成したのは 5 年後だったけど!

amirisu: 最初にラベリーで友達になった時、まだデザインはしていなくて色々な人のパターンを編んでいたと思うんだけど、自分でデザインをしてみようと思ったきっかけは?最初にデザインしたのはなんですか?

ヴェラ : 実は本格的にデザインを始める前から、しばらく自分で考えたニットを作っていたのよ。そのうち色々な人からパターンが欲しいと言われて、やってみようと思ったの。そうしたら、それが今まで経験した中で一番素敵な仕事だった!やっと情熱を傾けられる仕事に出会った感じ。

  

Shift of Focus
ちょっと古くてちょっと新しいセーター。ガーター編みとラグラン袖、そして引き返し編みを沢山して身体にフィット。軽くて簡単で楽しい、可愛い重ね着の友になります。

 

 

amirisu: デザインを始めた頃の経験を教えてください。どんなところが難しかった、とか。

ヴェラ : パターンの制作はどちらかというと自然にできるようになったの。ただレースのデザインにはちょっと苦労して、余り使わないようにしてきて、チャートの作り方もちゃんとは分からない。

 

  

Golden Wheat
すっきりと冷たい朝、寒い日差しと暗い夜。秋がどんな気候でも、このカーディガンで温かくハッピーに。トップダウンで綴じ接ぎなしで編んでいきます。

amirisu: これまでデザインした中でお気に入りは?それにまつわるストーリーなどありますか?

ヴェラ : 沢山あるんだけど、でも一番最新のものに一番愛着を感じるかもね。ただ一方で、自分自身が良く着ている作品もあったり(Golden Wheat とかね)して、色々な種類のお気に入りっていうものがあるかな。

amirisu: もともとどんな仕事していたの?ファッションやデザインを勉強した?

ヴェラ :もとは建築を勉強していたの、ファッションではなくて。建築を勉強した時間はまったく無駄ではなくて、大きな視野や違ったものの見方を学んだわ。

amirisu: フィンランドで編み物は人気ですか?若い人にどう考えられている?

ヴェラ : 以前に比べたらとても人気が出てきたと思うわ。フィンランドには次々新しい毛糸ショップやデザイナー、染色作家も出現してきているのよ!これからもっとポピュラーになるのではないかと、とっても楽しみ。

amirisu: 何からインスピレーションを得る?デザインを始める時、どんな風にして構想を練る?プロセスなどおしえてもらえます?

ヴェラ : インスピレーションは色々なところから来るわよ、もちろん!大抵はデザインの細かなディテールを思いつくの、例えばプリーツだったり、引き返し編みだったり。デザインはいつも紙の上でスケッチをしたり(時には絵の具をつかったり、水彩大好き!)というところから始めます。その後はスワッチを編んでみて、自分のサイズで寸法や編み図を書いてみて、サンプルを編んで、というプロセスかな。

amirisu: 編み物以外で、どんなことをするのが好きですか?日常はどんな風に過ごしていますか?

ヴェラ : とにかく編物が一番大好きでいつもやりたいことなんだけど、写真を撮ったり絵を描いたり、たまにはガーデニングも好き(最近やっとお庭ができたの!)。

amirisu: 好きなデザイナーはいますか?

ヴェラ : 沢山いすぎて! Gudrun Johnston、 Joji Locatelli、それから Heidi Kirrmaier の3人がとにかく一番好き!

amirisu: 家事や育児をしながらデザインの仕事をどのようにやりくりしていますか?家族はニットデザインや編み物に対して協力的?

ヴェラ : デザインの仕事って融通が利くからね!途中で止めて、また続きをやるって簡単にできるし。でも、うん、仕事大好きだから出来るだけ時間を取るようにしています。時にはやっぱり家事をやらないで一日中編んでいたいと思うこともあるわね。家族はそんな私を受け入れてくれていると思う。

amirisu: いつも写真がとても素敵ですが、決まったカメラマンがいるのですか?

ヴェラ : あら、ありがとう!殆ど自分で撮っているのよ。もっと上手くなりたい。いつも必ず友達がモデルをやってくれるといいなと思う。。。自分でモデルをやるのは本当は好きではないの。

amirisu: 楽しい話をありがとう!本当にこれからの活躍に目が離せません。

 

   

Color Affection
ガーター編みとストライプが好きな人に。お気に入りの糸で好きな色をを選んで編んでみてください。肩だけじゃなく、もっと暖かくなりますよ。パターンは中細とレースと両方の太さの糸に対応しています。

 






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