表現者になりたい -トクコの編み物仕事遍歴 7-

5月 15, 2019

まだ神奈川にいるころに自分サイズで製図して作ったYoke SweaterをRavelryにアップしたところ、アメリカ人のSaraにお嫁に行く娘のために編みたいんだけどパターンは作らないのかという嬉しいメッセージを頂きました。

その出来事が念頭にありつつroom amieに行った私は、素晴らしいRowanの糸たちを目の前にして、この糸で編みなおしてパターンを書いてみたらどうだろうと思いつきます。
また、菊森さんのご好意でパターンができた暁には、キット組みもしてもらえるという話になりました。

まずはやったことのないパターン書きからです。サイズ展開の技術はまだありませんでしたので、とりあえず編んだ行為そのままを書くことにしました。
編み図を作れるようなPCのソフトは持っていませんでしたし、それにSaraのためにも文章で書かなければ。ということで、英語パターンとそれを翻訳した日本語文章パターンを作ることにしました。
当時はRavelryでデザイナー登録をするにはシステム担当者に直接要望メールを出さないといけませんでしたし、英語が大してできないのに、英語パターンも書かないといけません。最後、Saraには無料でパターンをあげるかわりに校正してもらうことになり、そこは一安心。

とにかく毎日必死に英語と格闘し、無事パターンは完成はしたものの、次はパターンをアップロードするのになぜかうまくいかず四苦八苦。今日やり遂げるぞ!と意気込んで始めたアップロード作業を完了したのは深夜2時でした。
ヘトヘトになってお風呂に入り、PCを確認するとなんともう3つもパターンが売れていたんです。夜中に小躍りした覚えがあります。
2010年2月3日。これが私のデザイナーデビューの日となりました。