スローなビジネスのはじめかた4 – 持続性ということ

6月 25, 2019

会社員をやっている、または経験がある方はよーくお分かりかと思いますが、仕事とはマラソンであり、100m走ではありません。今日徹夜して頑張りすぎちゃって、明日仕事を休むなんてことが許される職場はほとんどない。あるかもしれませんが。身体を壊しちゃって、仕事が続けられなくなるなんていうことももってのほか。そんな職場はブラック企業と呼ばれます。

せっかく自分でビジネスをやるんだもの、ブラック企業を自分で作ることはありません。会社とは、1年2年の問題ではなく、10年、20年、いや100年だって続けるもの。終わることのないマラソンです。だから、明日も楽しい気持ちで仕事ができるよう、8分目で終わらせることが大切です。

これは実は、言うは易し、行うは難し。

まず、ついつい頑張りすぎちゃう問題があります。少しでも良いサービス、商品を提供しようと、ご飯の時間も寝る時間も惜しんで作業をしちゃう。

次に、お客様に「ノー」と言えない問題があります。これは難しい問題です。お客様の要望に精一杯お応えしようと(もちろん、それは大切なことですが)、リクエストを全て聞いてしまう。お断りしたら、もう2度とお店に来てもらえないのではないかと不安になります。

世の中のほとんどのブラック企業は、この「ついつい頑張りすぎちゃう問題」と「お客様にノーと言えない問題」(そして社員を使い捨て問題)で出来上がっています。ここは、心を鬼にして線引きをしなければいけません。自分が8分目の力でできる作業量か?スタッフが明日も気持ちよく出社してくれる作業量か?

わたしとトクコさんが何かを始めるとき、考えるのは持続性です。注文が100件だったらできるけれど、200件になってもできるか?スタッフが1人辞めてしまった時に、このサービスを続けられるか?間違いを起こさずに50回、100回、500回繰り返せるか?1年、3年、5年続けられるか?

それを考えて、ショップポリシーを作りましょう。お断りしなければならないことも色々出てきてしまいますが、お店の商品を気に入って、応援したいと思ってくださるお客様ならわかってくれるはず。そう信じて、自分の健康、そして持続性のために決断しましょう。






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